2005年3月5日土曜日

クルマ回想<その6 ランサー・エボリューション?>



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前回、馬力があってスピードが出るだけではスポーツカーとは言わないと書きました。しかし、馬力があってスピードが出るスポーツカーは現に存在します。それがまさにこのクルマです。いや、マシンと言った方がよいかもしれませんね。


 


後輩のイナガキ君のマシン、それがこのランサー・エボリューション?(よく省略してランエボと言います)です。すごく速いです。直線だけではありません。ものすごいスピードでコーナーをクリアしていきます。とは言ってもボディがしっかりしているため、マシンに対する安心感はあります。が、一般的感覚からするとまずほとんどの人が「怖い」と思うのではないでしょうか。


 


このクルマについては、イナガキ君が最近始めたブログをごらんください。



 


このクルマ、なんと410馬力あります(先週日曜日にパワーを計測しています)!!言うまでもないことですが、いわゆる「チューンド・カー」です。速く走るための改造が施されています。サスペンションはもちろん、ボディの補強もすんごくて室内にはロールケージが張り巡らされています。後席は取り外していて、ありません。そして最たるはそのエンジン。有名ショップに入荷された、ものすごい仕様のチューンド・エンジンを載せています。もはや行き着くところまで行ったように、僕の目にはうつります。ちなみにエアコンや内装は残しています(一応街乗りがメインなので)。


 


彼のチューニングにかける情熱、その意図については彼のブログにおいおい書かれることでしょう。ただ言えることは、全てが「速くなる」ために行われているということ。そこがチャラチャラしたチューニング・カーとは違うところです。


 


そんな彼&彼のマシンに影響されたのか、僕もそっちの世界にだいぶ興味を持つようになりました。実際コペンにも給排気チューンを施しました。要はエアークリーナ(空気の入り口)とマフラー(空気の出口)ですね。いわゆる定番というやつです。


 


お金をかけて車を速くすることにどれだけの意味があるのか。と言う人は多いかも知れません。でも車を速くするには、まず前提として人間の能力を上げなければいけません。能力を向上させることは、誰しもが目指すことです。そして能力が上がれば、より良い道具がほしくなります。楽器を習うのとあまり変わりません。また何事も真剣にやれば、得られるものも大きいはずです。


 


そんなわけで明日、この車で筑波サーキットを走ります。他のサーキットでは走らせたことがあるそうですが、筑波は初めてです。チューンド・カーにとって筑波はいわばメッカです。いったいどんなタイムが出るのか楽しみです。





2005年2月27日日曜日

クルマ回想<その4 トゥデイ>



d6317e1f.jpg僕が自分で購入した、初めてのマイカーがこのホンダ・トゥデイです。見た分かる通り軽自動車です。ちなみに購入価格は諸経費込みで13万円です。安い!




安いけど問題は一切発生しませんでした。エンジンはあくまで軽快で、外装だって結構きれい、エアコンだって無茶苦茶ききました。なんでももとはNTT用の営業車だったらしく、外装をよーく見ればかつての「NTT ME」というステッカー後が確認できます。




カーステレオとスピーカが無かったので、電池で動く安物のアンプ付ポータブルスピーカにMP3プレーヤをつないで音楽を聴いてました。このクルマでよく聴いたのはなぜかバンプ・オブ・チキンさんのアルバムでした。




僕は自身の最初の車をコペンにしようと決めていました、当時。で、まずはダイハツに行ってコペンを注文したのですが、何と納車半年待ち!注文したのが7月で納車予定は年明け1月と言われました。そんなに待てないよ、というか「じゃあそれまでは安いクルマに乗っていよう!」と思って買ったのがこのクルマです。




このクルマはMTです。これもやはりMTで購入したコペンの練習用という意味があります。それまでに乗ってきた車はすべてATだったので、ちょうど良い練習になりました。そしてMTで運転することの楽しさを教えてもらいました。




コペンにも当てはまるのですが、非力な車だと、その車の能力をフルに発揮させることができます。これが高性能のスポーツカーともなるとそうはいきません、場所とスキルが必要です。この車で山道を登ろうものなら、アクセルは常に床まで踏みっぱなしです。またギアの選択も重要になってきます。この車の能力をスミからスミまで味わうことが可能です。




コペンが納車されて、この車を売りに出す頃には結構愛着ができていて、とても寂しい感じでした。まぁでもキャッシュバックこみで4万円で売れたので最高です。コペンと2ショットの写真を撮らなかったのが心残りですが…。




写真は、秋名…じゃなくて榛名湖での写真です。榛名山での軽トラとのバトルが懐かしいです。(ちなみにそのときのドライバーはイナガキ君でしたが)





クルマ回想<その3 カリーナED>



4a673c41.jpg大学生時代にもっとも良く乗った車がこのトヨタ・カリーナEDです。実家の車です。ワインレッド色が今から思えばとてもシブかった(良い意味)。




保険の関係で、実家にある2台の車のうち僕に使うことが許されたのはこの1台だけでした。クルマ回想シリーズ1のミラージュの後継にあたります。




それにしてもこの車、当時は町でよく見かけましたが最近はサッパリ見ません。一応「オシャレなファミリーカー」的な位置付けであったかとは思いますが、それにしても屋根が低い。ミニバン全盛の今、こんな車が売れるわけありませんね。グレードは今となってはまったく不明ですが、おそらくは最も安いグレードである1.8リッター(約100PS、トルク15ぐらい)のものだったと思います。もちろんFF。当時は車にそれほど興味がなかったのですが、100馬力しかなかったとは。その割には良く走っていたなぁ。と思うのはそれもそのはず車重が1120Kgとあります!これは軽い




この車に乗っていた時期は、僕が水泳部コーチをやっていた時期でもあります。何人もの部員がこの車にのったことがあるはず。車中で撮った写真もたくさん残っています。(みんなを乗せてるときは安全運転でした、はず。一応自己フォロー。)




この車で国道171号線を何度走ったことか。そういえば初めてオービスに引っかかったのもこの車でした。友達や水泳部の子じゅないヒトと初めてドライブに行ったのもこの車でした。あの時は梅田からなかなか抜け出せなくて困った。そういや親友とその彼女を後部座席に乗せて(助手席には誰もいない…)夜中に琵琶湖に行ったこともありました。あのときの彼女さんは今なにやってるんだろう?




この車は学生時代の思い出そのものです。なんてのはちょっと言い過ぎかな。




写真は「讃岐うどんツアー1998」のときのものです。運転してるのはイマニシ君。「なかむらうどん」を出るところです。