2009年7月24日金曜日

ぼくと輸入車その2

引き続き輸入車の話。「輸入車嫌い」とか言っておきながらなんなんでしょうね、我ながら。

たぶん今すぐ実際に購入することはないだろうけど、いいなぁ、ほしいなぁと思った最近の輸入車を紹介してみたいと思います。もちろんどれも試乗したことなどないですし、シートに座ったことすらありません。雑誌や街で見ていいなぁって思っただけです。

その1:ボルボ・C30

この車、正面を一目見ただけでは「普通のボルボ」ですが、全体の造詣とリアがけっこう変わってます。まず2ドアであるということ。それからハッチバックであるということ。まるでスポーツ・コンパクトのように見えるボルボなんです。デザインが良い!

ボルボC30ボルボC302

2枚目の写真みたく車体にグラフィックを貼り付けるのとかあるらしい。

2リッターのノンターボ・エンジンで145馬力。この図体でこのパワーではおそらく走りにあまり期待は持てなさそうです。ただしお値段279万円!ってところが微妙に「届かなくもない」ラインで素敵です。4人乗れるし。フォルクスワーゲン・シロッコあたりもこのぐらいのお値段ならなぁ…。買うならスカイ・ブルーか。

ところでこの手の車って「3ドア・ハッチバック」「2ドア・ハッチバック」どちらが呼び名として正解なのでしょうか?前回の記事では僕はさかんに「2ドア・ハッチバック」という呼称を使っていますが、実は「3ドア・ハッチバック」が正解なのかもしれません。まぁ要は左右にドアが1枚ずつついていて、独立したトランクルームがなくリア扉が斜めになっている車のことです。

その2:BMW・Z4(新型)

BMWのスポーツ・オープンカー。新型になって屋根が幌から、コペンみたいなハードトップに変更されました。これ、純粋にカッコいい…。

BMW Z4BMW Z42

デザインの良さもさることながら、この車の最大の特徴はエンジン。日本車からは絶滅してしまった直列6気筒エンジンです。あこがれる。直列6気筒エンジンと言うのは理論的には稼働中の左右バランスが100%均衡な静粛性・上質さにすぐれたエンジンらしいのです。まさにBMWを代表する素晴らしいエンジン。ところが最近は対衝突安全基準上の問題等から、エンジンとしてはよりコンパクトに製造できるV8エンジンの方にトレンドが移ってしまっています。

だからこそ貴重な直列6気筒エンジンを味わえる(それもオープンで!)この車は素晴らしいです。ま、若干重たそうなのがネックですが…。

3リッターを積むグレードはパワーが300馬力、トルクも40あるそうなのですが、それはちょっと大きすぎ。僕なら2.5リッターのほうを選びますね。ま、お値段的な問題が大きいですが(どっちにせよ買えませんが…)。2.5リッター版で523万円ですか…。届きそうもないお値段で潔くて素敵です。贅沢カーだね。買うなら青色です。

その3:ロータス・エリーゼS

上記2つに比べるとより現実的に憧れているのがこの車。2人乗りのピュア・スポーツカーです。

elise-s-02ロータスeliseS

その存在がカッコ良すぎる!最大の長所はその重量。たった870キロしかありません!コペンと大差ないんですよ。それでいてトヨタ製の1.8リッターエンジンを搭載し136馬力(コペンのおよそ2倍)を出力します。まるで夢のような車です。

エリーゼにはより上級の、よりパワーのあるモデルがたくさんあるのですが、僕がほしいのはとりあえずこのベースグレードです。それ以上望みません。だから誰か買って(笑)。お値段453万円から。(ボルボ・C30の279万円よりエリーゼの453万円の方が僕にとっては現実的に思えるのは、純粋に「いつか乗ってやる!」という思いの強さなのでしょうか?

筑波サーキットにいくとよく見かけます。みなさん楽しそうにスイスイと走っておられるのが大変うらやましい。そしてそれを普段使いできるのも素晴らしい。買うなら絶対色。あとできれば目つきを変えたい。

・・・・・・

と、つれづれ考えていくと、今僕が「ほしいなぁ」と思って憧れている車ってほとんど輸入車であることに気が付きました。だって日本車でそう思ってるのってマツダのロードスター、RX-8、日産のZ、くらいですもの。

日本車で「これは!!」って思えるような車が出てきてほしいです。コペン以来そういうのに出会ったことは残念ながらないですもん。

2009年7月22日水曜日

ぼくと輸入車

僕って外車=輸入車が基本嫌いです。日本車ラブ。

僕の偏見に満ちた視野の狭い見解によると、輸入車(および輸入車オーナー)って


「エエかっこしい」


です。そりゃお金がありあまってる人はいいですよ。でもそうじゃなくて、特に中古の輸入車なんかに乗ってる人を見ると正直「バカっぽい」とすら思ってしまいます。「日本車の新車にすりゃいいのに」って。あともうひとつ言うと「中古でその車の乗り味を語るなよな」とか。(うわー、敵をいっぱい作ったような気がする…。)


はい、ひがみです。根が貧乏人なもので…。


そんな僕ではありますが、ここにきて「コペンの次に、これはほしい!」と思える輸入車がいくつか登場してきました。正直お値段的に厳しくはありますが、憧れをこめて紹介してみたいとおもいます。


その1:アルファロメオ・ミト


昨年発表され、先日から日本で発売開始されたアルファロメオの新しい小型車です。


アルファロメオ・ミト01アルファロメオ・ミト02

ご覧の通りスタイルが大変ユニークです。カッコいい。いかつくない。


お気に入りポイントとしては以下。


・4人乗れる


・2ドアハッチバックのコンパクトカーってところが良し

(デカい車には興味がない)

・1.4リッターターボ・エンジンが最新テクノロジーてんこもりの逸品


・それを6速MTで走らせるってのが良し


・そんなわけで走りがすばらしいらしい


・そのわりに乗り心地も良いらしい


・手が届かなくはないお値段(285万円)


すっごくほしくなってきました(笑)。


先日近所のスーパーでたまたま実車を見ましたが、想像よりも大きいです。横幅1720mmと3ナンバーですからね。日本車で言うと現行のイストがサイズ的に近い?

現実的チョイスとして(日本車含め)購入候補1番手グループに入っています。お金しだいですけどね。買うなら赤色

その2:フォルクスワーゲン・シロッコ

先日発表され日本でも売り出されたフォルクスワーゲンの最新スポーツコンパクトです。名字がバプテマスってことはない。

フォルクスワーゲン・シロッコ
フォルクスワーゲン・シロッコ2

純粋にカッコいい!。どーしてこういうデザイン・テイストの車が日本車にないんだと悔しくなります。(しいて言えばマツダ・デミオか?

ま、コンパクトというにはサイズは若干大きめ。日本では少々運転しづらそうではあります。でもこのカッコよさはそれを補ってあまりある…。

ほしいなぁ。でも残念ながら僕の現実的チョイスには入ってきません。なぜならお値段400万円。それはちょっと高くない?ゴルフとかと比べてもさぁ…。もし買うなら緑色

その3:アルファロメオ・ブレラ

アルファロメオ・ブレラ01アルファロメオ・ブレラ02

またまたアルファロメオの2ドアハッチですが、こっちのほうがよりスポーティかつ純粋にカッコいい感じ。街で見つけて「うわーカッチョええ」って思いました。何が良いってサイズ的に大きすぎないところがいいんですよ。ここにあげた3車種どれもそうなのですが、輸入車にしてはコンパクト、ってところに価値があります。(とは言え横幅1830mmもあるんですけどね。)

このブレラですが、エンジンは3.2リッターと2.2リッターの2種類があるようです。僕が買うなら2リッターですね。3.2リッターのパワーをどこで使うのか?ということと、2.2リッターの方がエンジン重量が軽いためコーナリングが得意そうなので。ま、お値段のことが一番大きいですが。

こちらも残念ながら僕の現実的チョイスには入ってきませんねぇ。2.2リッターの方でも436万円ですか…。200万円値引きしてください(涙)。もし買うなら青色

ブレラをオープンにした現行のスパイダーもカッコいいですね。スパイダーなら赤色


アルファロメオ・スパイダー

・・・・・・

と、今ほしい輸入車3台をあげてみたのですが、偶然か必然か3台ともFFの2ドアスポーツ・ハッチバックという結果になりました。まさに今日本には存在しないジャンル。そりゃ輸入車嫌いの僕でもほしくなるわけですよね。(自分で妙に納得。)

ちなみに…

コペンの次にほしい4人のりの車ランキング(現実を見据えたバージョン

1位:ダイハツ・ミラ (アイドリングストップ機構つきだぞ!)
2位:アルファロメオ・ミト (必要なのは思い切りか?)
3位:BMW・ミニ (できればクーパーのカブリオレ)

しばらくはミラでおとなしくお金節約しなさいとの天の声が聞こえる…。

(注意?)
僕が本当にほしいのはスポーツカーです(笑)。現実的に言うとマツダ・ロードスター。あるいはコペン4号。今回はあくまで4人乗りということでチョイスしてみました。


2009年2月5日木曜日

イタい車たち

車の話3連続の3つめ。

2000年頃から車好き=オタクっぽいという、オタクの語源を無視した(笑)俗説がまことしやかに世間で語られるようになりました。マンガとアニメの影響も大きいと思う。

ついにはこんなものまで出現してくる始末。はい、イタ車と呼ばれるものです。

イタ車01イタ車02

いやスゴイよ。スゴイですよ。

これはこれで認めます。

でもこーゆー人たちと、僕らみたいな普通の車好きを一緒にしないでくれ!とは言いたい~。

もともと車好きって一緒くたにされやすい傾向があります。例えば速い車が好き=暴走族みたいな。違うよね、全然。

あと大黒ふ頭あたりにいそうな「無意味な飾り付けを好む人たち」も車好きなのでしょうがまったく違う人種です。運転席の前とかに白いフワフワを敷き詰めてる人たちね。あれ夜はフロントガラスに反射して鬱陶しくないのかな?

ちなみに「無意味な飾り付けを好む人たち」って中にもいろいろいるみたいで、

・ゴージャス感を演出(VIP系)

 主な車種…クラウン、セルシオ、セドリック、たまにワゴンRなど

・スピーカーとかモニターとかたくさんあって、とにかくウルサイ系

 主な車種…bB、キューブ、レガシィ、とか色々

・やたら派手なスポーツカー系、とにかく大きな羽根、だけど速くはなさそうな

 主な車種…フェアレディZ、シルビアS14、R33 GT-Rとか

こういうのって好意的に「カスタム・カー」って呼んだりもします。

そんなのやイタ車やら全部ひっくるめて「車好き」って認識されたくないものです。

・・・・・・・

ところが昨年来、由緒正しいモータースポーツの世界にもイタ車が進出しちゃってます。初音ミクも鏡音リン・レンも僕は好きなのですが…。

イタ車GT300-01GT300のBMW Z4 初音ミクが描かれています

イタ車GT300-02GT300の年間チャンピオンに輝いたZ 鏡音リン・レンです 描かれたのは最終戦のみでした

初音ミクの方は2009年度も継続参戦?するそうで、鏡音リン・レンの方は不明。

こういうのがアスキー.JPとかで紹介されることで、僕みたいなパソコンオタクやアキバオタクがモータースポーツに興味を持つという良い一面もあるとは思いますが、いやはやなんともね。確かに話題作りにはなるでしょうが…。うーん。微妙ですが、昨今のモータースポーツ不況を鑑みて、あの手この手で集客するのは悪いことではないと思います。頑張ってほしいです。

2009年2月3日火曜日

上手な運転とは(左折編)



大好評の(嘘)上手な運転とはシリーズ。今回は「左折」をテーマとしてみます。

ちなみに前回までの上手な運転シリーズはこちら。掲載順。

上手な運転とは(基本編)
上手な運転とは(中級編)
上手な運転とは(前提編)

基本編にも書きましたが、交差点の左折の仕方で運転の上手下手が分かります。ええ分かるんです(エラそう)。

よく交差点の右折が苦手、って人がいます。対向車が来るからいつ曲がればいいか分からない~なんて人ですね。そういう人は迷わず自分が安全だと思ったタイミングで曲がってください。後ろの車なんて気にしなくて良いので、とにかく安全第一に。それ以上でもそれ以下でもありませんし、運転の上手下手は一切関係ありません。

これが左折となると話が違います。左折は奥が深いのです。

例えばこんな交差点があります。普通の交差点です。

左折01

さて手前の軽トラックが左折する場合、どこを通るのが正しいでしょうか?(なお、信号は青でも赤でも同じことです。)

左折A【A】道路の左になるべく寄せる

左折B【B】白線内の左になるべく寄せる

左折C【C】なるべく真ん中

答えはもちろん【A】です。道路交通法上、歩道と区別されている車道の場合、道路の左端ぎりぎりまで寄せる必要があります。免許の実技試験の場合、道路左端から30cm以上離れたら減点の対象です。白線をまたがなくてはいけません。(歩道と分離していない場合は「路側帯」ですのでまたいではいけません。)

どうでしょう、実践できています?僕は実践しています。いろいろな理由で非常に合理的な法律ですが、特には

・バイクや自転車の巻き込みを防げる

ってことが大きいと思います。特に最近は指示器を出さない車も多く、せめて左に寄せて左折の意志だけでも示してくれれば避けられる事故がたくさんあるのではないかと思います。でもそんな指示器を出さない車に限って【C】みたいな曲がり方するんですよね(偏見)。

ただし信号待ちの歩行者がこんなケースもよくありますので気をつけましょう(笑)

交差点左折03いなくなってほしい

ちなみに僕が免許の実技試験を受けた千葉・幕張は道路も広いのですが、左の白線(外側線って言います)から道路の左端までの幅が異常に大きいんです。僕のコペンで道路の左端によろうものなら、車体全部が白線の外側に入ってしまうくらい。ですが、それが正解なのです。幕張の免許試験場で一発試験を受ける人は気をつけてください。

と、ここまではルール面の話でしたが、それ以外でも左折の仕方で運転の上手下手が分かる部分があります。

左折時に左に寄れない人ってのは、ルールを知らないということ以外にも

・自分の車の幅をわかってない。車幅感覚がない。
・内輪差をわかってない。
・わかってても怖い。技術が足りない。

ということが言えると思います。右ハンドル車の場合特に。

あとイキがって車をトバしている人って皆さん結構アウト・イン・アウトで走ってますが、それでもインに寄せ切れてない人がほとんどですよね。特に左折の場合。結局、技術が足りてないじゃんってハタから見てると思います。

とにかく上手な左折の仕方をまとめると

1.早めにまずは左指示器を出す。
2.真横にバイクがいないか目視確認。
3.左になるべく寄せる。
4.曲がった先に歩行者等いないか確認。
5.もっかい左を確認。
6.安全な速度で通行。

です。

このページにわかりやすく書かれています。

何事も普段から意識してやってるかってことです。以上。

それにしても最近指示器を出さない人(出すのが足りてない人)多いですよね。次回はその辺をテーマに書いてみようかな。